おむつかぶれ

近年多いのは「しっかりお尻を拭きすぎる」ことです。きれいにしようとするあまり、こすり過ぎる傾向があります。おむつの中の尿や蒸れで柔らかくなった赤ちゃんの皮膚はデリケートです。お尻拭きはよごれをつまむような気持ちでこすらないように使用しましょう。

治療法

症状が軽いときは患部を清潔にして皮膚の保護剤を使用します。下痢などで炎症がひどいときはステロイド外用剤で炎症をおさえます。

正しいケアをしても治りが悪く、紅みの中に膿疱（白いぶつぶつ）を認めるときはカンジダ感染である乳児寄生菌性紅斑の可能性があります。これは治療法が全く異なります。皮膚をこすって顕微鏡で真菌を確認する検査が必要です。