エイジングケア
「エイジング」は英語表記でageing,aging 加齢・老化を表す言葉です。年齢を重ねることで皮膚も自然に変化していきます。その変化する皮膚に対し、その年齢に応じて行うスキンケアをエイジングケアと言います。エイジングケアはあくまでも年齢に応じたスキンケアを行うことで健康な皮膚を保つことを目的としており、若返りという意味は含まれないので注意が必要です。
エイジングのサインはいつごろから出てくるのでしょう。大体20歳台後半をピークに皮膚の代謝が落ち始めると言われています。思ったより早いですよね。皮膚のコラーゲンや保湿機能に強く関与するヒアルロン酸の産生量が徐々に減少し、肌の質が変化してきます。肌のかさつきを感じやすくなったり、夕方からのくすみが気になり始めます。さらに30歳台になると薄い褐色のシミが出現し目じりの小じわも気になることが増えます。40歳台になるとシミの色調が濃く変化して目立つようになってきたり、ほうれい線の溝が深くなり顔の肌全体のたるみを感じ始めます。
エイジングケアで重要なポイントは3つです。
- 皮膚に負担が少なくかつ十分な洗顔
- 紫外線対策(遮光)
- 乾燥を補う保湿
これに加えて生活習慣の見直しやエイジングケア効果が期待できる成分が含まれたスキンケア製品をとりいれることも大切です。
皮膚はひとりひとり違いますから、自分の皮膚にあったもの(二次的なトラブルを引き起こさないもの)を選びましょう。
当クリニックではエイジングケア用品を準備しています。