尋常性疣贅(ウイルス性のいぼ)
ヒトパピローマウイルスが皮膚の細胞に感染することで発症します。小さな傷からウイルスが侵入するため手足などきずができやすいところに好発します。表面がざらざらした常色(皮膚とおなじ色)の隆起でウオノメと間違えて増数してから受診される場合もあります。
ウイルスに対する免疫がつき自然治癒することもあります。
治療法
―196℃の液体窒素による凍結療法が第一選択になります。1-2週間おきに完全に脱落するまで継続します。痛みを伴う治療のため小さなお子さんなど継続できない場合は免疫学的効果を期待してヨクイニンの内服を行います。