尋常性ざ瘡(ニキビ)
ニキビは日常的に誰でも経験しますが、できている本人には心理的苦痛が大きい疾患です。紅みの強いニキビは治療開始が遅れるとニキビ跡が長く残ることもあり、できる限り早期に炎症を抑えることが必要です。
治療法
当院では日本皮膚科学会作成の「ざ瘡の治療ガイドライン」に沿って治療を行います。炎症の強い紅いニキビには抗菌剤の内服・外用、炎症を伴わないコメド(白ニキビ)にはアダパレン、過酸化ベンゾイルを外用します。この治療は乾燥や紅みが強く出ることが多い治療のためこまめに症状を確認しながら使用します。
抗生剤の内服が難しい場合は漢方薬による治療を選択することもあります。